気まぐれタンヒット

したしとが書いている雑記ブログです。

ドラマわたしを離さないで5話感想

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(絵は深谷id:fukayan0628より)

冒頭に

「美羽(水川あさみ)は時々、とても可愛いことをする」

綾瀬はるかが言います

すると、水川あさみがとても可愛いことになります

そして続きます

「わたしは美和に酷いことをする」

以上の回です。

見終わって思うことは1話全体

 

唐突〜〜!!

 

な、なんなんだったんだ今までのあの憎たらしさは、、、と虚空を見つめてしまうほど水川あさみの魅力的な演技でした。水川あさみが丸くなる。可愛いだけになる。取ってつけたような冒頭の台詞通りにやってくれます。今まで全然そんなことなかったのに。周りのことをブンブン振り回して三浦春馬の呆然としている顔とか特に前回の呆然ぶりは三浦春馬といえばあの顔というほど刻まれたのに。そのせいかコメディー要素がちょいちょい入ってきて食卓のシーンで綾瀬はるかがセーター着ているんです。綾瀬はるかおっぱいバレーとかいう映画なんだけどイメージビデオにしては題がぴったりで露骨な癖にそんな話題にならなかった映画に出てたじゃないですか。あ、セーター着てると思ってそれは体のラインが少し出るよなと思いましたら、画面内で同居人が突っ込んでやんの。いやいや、水川あさみが丸くなって場が和んだだけでそこ行くかと思いました。デカメロンって単語今まであの世界になかったでしょ。アップで胸を映すとかなんなんじゃい。あの嫌らしさが板にめり込んでる食料を届けに来る人でさえそんなこと言ってなかったでしょ。あの人も遠出する言ったらすぐ車貸すし、口が悪いだけのいい人になってるし。水川あさみが丸くなっただけでいい世界になった。ポルノ雑誌読んでたら、前回までの水川あさみやったらみんなに触れ回ってると思う。1話早かったら大惨事になってた。危なかった。

それともうひとつコメディー要素感じたのはファミレスで店員が来た時です。いつかの深夜ドラマで見た覚えがある正面撮りでいきなり進行し始めた時に別の話が始まるんじゃないかと身構えました。もしかして今回は楽しい話で進めるのかなとデカメロンの前例もありましたからそう思ったのです。店員をひとり大写しにするというのは綾瀬はるか達がどんな風に外の世界から見られているかが顔や態度で判断できると思いましたが、そこは大友康平が出てきて一仕事やったんであのウェイトレスはなんだったんでしょうね。フラッシュバックで出ましたが、彼らがまるで異物を見るような目線と初めて出会ったのがマダムからでした。見た目は彼らも私たちも変わらない為に誰かの反応が異質でないと、このドラマの中での出来事がただの恋愛関係のもつれに見えてしまうこともありました。前回は外部との接触が限られていましたので彼らが彼らだと忘れそうになりましたこら。でも私たちとは違うんですね、そんな風に三浦春馬に思わされた回でした。俺たちはさ!  って色々語ってくれて今回はもう本当よく喋ったしよく笑ったから第1章のほぼほぼ出番なしを取り返して良かった三浦春馬。なにか、間をすっ飛ばした感があるけどすごい成長して良かったです。愛を取り戻しました。

今回はここまで。