気まぐれタンヒット

したしとが書いている雑記ブログです。

ドラマわたしを離さないで4話感想

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(絵は深谷id:fukayan0628より)
 
三浦春馬がただただ前を向いて呆然とする回でした。前といってもどこを向いているのかは今まで通り、地団駄を踏むおならキャラからお察しください。それと安心してください、伊藤歩生きてますよ!  このお方、前回であんなになっちゃってからすぐ出番がなくなるんじゃないかと思ってたら綺麗になって帰ってきたのに喜びとビックリを合わせた喜ビックリした。ニューフェイス、白シャツ野郎に最初イラッとしたけど最後にクズ行動をしたため、視聴者としても全てひっくるめていい奴やんと思いました。で、ですよ。今回のニューフェイスすごい多かったんでモブ扱いから誰も脱していないんですわ。綾瀬はるかがCM中にも出てくるんですごい格上げされた中での落差でモブ感が一層際立つ。役割があるのに。
他の人で強いて言えばコテージに着いたときに階段から降りてきた女の子いたじゃないですか。あの降り方なんなんですか。すごい色っぽかったです。それぐらいしか覚えてないぐらい新しいモブが多かった。艶めかしい階段降りと白シャツクズ野郎と嫌らしい役が板にめり込んでるあの食料運んでくる男しか覚えてない、というか3人も覚えてるなら上出来か。なんか、原作を読んでこういう感想文には絶対ならないだろうって流れになってきましたがもう別物と考えていい作品なのかもしれないです。
カタコトのハーフことマユミが移ったマンションで新団体が出てきました。ドラマにして語れる時間が長くなるとそこを突っ込むのは自然な成り行きかもしれません。彼らはなぜ抗わないのか、人権はあるのか。1話目と2話目で場を掻き回した伊藤歩が新団体のメンバーでこれまでのことが色々繋がりました。しかしながら綾瀬はるかが思い出す心象風景として、あの地下かどこかでの集会の美しくなさにそれは無いだろってな感じでこれはあかんイエローカード。でも美しくないとは言いつつも、そこらへんはこれからどうなっていくのか気になるところではあります。終盤での帰ってきた伊藤歩麻生祐未の対峙や、マダムが何を思ってあそこにあの絵を飾っているのかってをドラマの中でどういう位置に置いていくかも彼らの抗いと合わせてとても気になります。三浦春馬の呆然としている顔が、綾瀬はるかの耐える顔が、周りの白シャツ野郎含め自分の役割を理解し精一杯全うしようと一方は享楽に走り他方は抗おうとし、はたまた守ろうとする中で何もかもを決めかねているわたしたちの人生の一時期と重ね合わせ彼らがどこで折り合いをつければいいのか、物思いに耽りました。水川あさみが折れたらまあ、解決するんですが。
 
今回はここまで。