気まぐれタンヒット

したしとが書いている雑記ブログです。

ドラマわたしを離さないで2話感想

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(絵は深谷id:fukayan0628より)

子供たちを探し、黒いバンを飛ばして来た麻生祐未扮する園長。
サイドガラスから顔を出したあと子供たちを極めて厳しい顔で睨みつけた後、笑顔でこう言った。
「まったくもう……乗りなさい」

予告を見る限り来週からお話のメインは現代パートの綾瀬はるか水川あさみになり、子役の出る時間は減りそうだ。とすると重要キャラのひとりがおならキャラのままいくことになる。同じく第3話予告のときに綾瀬はるか三浦春馬が子役と同じ色合いの服着ていてうわっ! 急にすっごいデカくなっちゃったことにびっくりしたのだけど、もうこのドラマは二次創作物というか資本持ってる同人が電波抑えましたみたいなの感じました。みんな展示会展示会マダムマダム言い過ぎ。先生でさえはっきり言ってしまっているから。そこらへんふああ、とさせてくれませんかと思った。甲本雅裕が「こら、マダムが驚いているじゃないか」はそれズバリ言っちゃうんだって思ったし。

施設の不思議な慣習を嗅ぎ回って不思議がる伊藤歩も、「君たちの未来はね、変えられるんだよ!!」って別世界から来たような台詞を言う新人教師を成績優秀だからって赴任させた厳格な園長もどこを見ているんだ間抜けか(ところで、わたしも間抜けです)と突っ込みたくなる。でもこれらは原作に思い入れがあるから出てくる見方なのでそこは抑制しつつ見たいのだけど、その時点でそこにそれがあったら原作のあの瞬間まで行けないじゃんとか、そこでそれを言わなかったら後々ああいうあそこにしかない気持ちに行き着けないじゃんとか思ってしまう。だからいろいろあーだこーだ言っちゃうんですけれど想定している終わりかたとのズレからか不安になってしまうわたし。原作は回想ですから主人公が思い出す詳細はおぼろげで幼かった当時よりは落ち着いた気持ちで振り返った目線での構成を連続ドラマでやろうってなったらいろいろボヤかしにくいのだろうかと推測してみた。

まだ2話目ですけど毎回始まるときに綾瀬はるかの殺気立ちかた凄いなと思って第1話のあの終わりの口上と、この第2話の初めのシーンの水川あさみ見たら、は〜これまたこれまたなので殺気立つのしゃあないなってのは納得できて良かった。演出が若干くどいが盛り上げ上手か! 見てるひとみんな綾瀬はるかと同じ気持ちになったことだろう。その気持ち携えてさて、これからどこに行き着くかであるがこれは原作以上に難題のような気が薄っすらと原作を多少なりともなぞっているが故にますます気になっちゃう。前エントリに続いて難癖ばかりつけておりますが、たどり着く景色とか全て提げて終わりにさあどう思うかってのに期待してます。

話が変わるのだけれど、この金曜日10時からってのは裏番組すんごい強いからドラマ見てるひと居るの? っていつも思う。

今回はここまで